何もしないことがストレスを取り除く

日本人は世界の人々のなかでも、特に労働時間が長いと言われています。身体を動かす時間が長いからこそ、それが心身の負担になってしまうのです。残業続きの毎日を送っている、夜勤入りをすることが多い、休日日数が少ない、といった人は大きなストレスにさらされているでしょう。こうした人には、あえて何もしないというストレス解消法をおすすめします。

休日はとにかく遊ぶという人もいますが、遊ぶだけでも疲れてしまうでしょう。好きなことをすればストレスは解消しますが、身体は疲れてしまうのです。そして疲労が残った状態で仕事を再開すれば、それがストレスを生み出します。それゆえ休日は何も考えず、とにかくぼーっとする時間を確保しましょう。

妄想を取り入れて考えない工夫をしよう

人間は何かを考えているとき、脳を回転させているのです。脳が疲れを感じてしまうと、それがストレスを生み出すわけです。仕事や家事をしている最中であれば、嫌でも頭を回転させなくてはいけません。それゆえ忙しい人ほど、ぼーっとする時間を確保する必要性があるわけです。例えば、部屋で横になりながら青空を眺めてみるのもいいでしょう。綺麗な風景を眺めているだけで、心身をリフレッシュできるのです。

もちろん瞑想をして、脳と心を無にするのもありです。私たちは起きているときは、常に何かを考えている性質があります。ふとした瞬間に昔の嫌なことが脳裏をよぎったりすることはあるでしょう。瞑想において大切なのは、こうした侵入してくる思考を遮断することです。